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雪の華が咲く頃に

オンラインゲーム 『ラグナロクオンライン』の小説を書いています。 内容はBL系が多くなると思いますので、 ご理解頂けない方、嫌悪感がある方 などの拝見はお控下さいます様、 宜しくお願い申し上げます。 先に カテゴリ『初めに』をご覧になって下さい。

   

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下弦の月①

1次職が行方不明になる事件が次々と起こる中
イシュアが事件に巻き込まれてしまう…



輪姦・血流・少々残虐な表現あり R18指定
(閲覧する際は、上記を踏まえた上でご覧下さい)
イシュア総受け


うん なんだか欲望のままに書いたら
長くなりそうなモノになってしまった…;



嫌だっ 助けてっ
兄さんっ!!


叫びはただ空しく月へと消え
伸ばした手は 空しく空を切り
その意識は絶望の淵へ…



『下弦の月』



兄さんが転生して ハイアコになったって聞いて
こっそり見に行った時
知らない子と一緒にいた
可愛らしいアコライト…
とても楽しそうに笑って話していた…
そして 暫くして 偶然この子と狩り場で会った
おれに ヒールと速度増加を掛けてくれた
その時に気付いた…
彼が兄さん達がいるギルドに入っている事に…

「あ 有難う…貴方の入ってるそのギルド…
イクス…さんがいるギルドだよね?」
「えぇ…イクスさんを知っているんですか?
彼に…イクスさんに このギルドに入らないかって誘って頂いて…」


目の前が 真っ暗になった…
そんな気がした…


彼は言った
兄さんからギルドに誘われたと…
おれは…兄さんからギルドに誘われた事がない…
転生したら 一緒に組めるかなって思ったけど
一度も連絡をくれなかった…

シオンさんがいるから 新しい恋人な訳が無いのは分かってたけど
それでも 兄さんが誘った位だから
気に入っているんだろう

もしかしたら 嫌われてしまったのかもしれない
迷惑だったのかもしれない…
兄さんから一度も ギルドにも誘われた事もないのだ
きっと…おれがいたら 迷惑なのかもしれない…

一人森の中で 溢れる涙は抑えきれず
膝を抱えて涙を流した
どこへ…いけばいいんだろう…
誰の為に 生きればいいのだろう…


冒険者として失格だったと思う
背後に迫った存在に全く気付かなかった

「うっ…っ!?っ…」

後ろから回ってきた腕に口を塞がれ
薬品が染み込ませてある布を口に宛がわれ
そのまま意識を失ってしまった…

倒れる向こうに見えたのは 男性の顔と
木々の向こうに見えた 欠けた下弦の月だった…









「やぁ 楽しく飲んでるかい?」

バードの双月は アルデバランの酒場で飲んでいた
リョウやアル ディルにルティ それにイクスにシオンのメンバーに
近寄り 空いてる席にちゃっかり酒持参で腰を掛ける

「なんや双月さんやないか 楽しく飲んでるで~」
「やっぱりいいねぇ 楽しく飲んでるって」

上機嫌で答えるリョウに 双月もつられて嬉しそうに笑い
そのまま 輪に入って飲みながら話をしてゆき…



「あぁ そういえば…ルティくんだっけ?
暫くは一人で狩りには出ない方がいいと思うよ?」
「え?」

まだ未成年の為 酒を飲めないルティは
ジュースを口にしていたが いきなり話が振られて
驚いた様に双月を見つめて

「どういう事ですか?」

双月の言葉に ルティではなくディルが目を細めて尋ねる

「どうもねぇ…
最近、1次職の子を狙った事件が起こってるらしくてね?
行方が分からなくなってるらしいんだ…
全く痕跡も残らず ある日突然行方が分からなくなるっていう事で
騎士団とかも頭抱えてるらしいよ?
男女職業問わずだから 何が目的なのかも分からないって事で…
警戒するのに越したことはないから
暫くは 狩りに行かない方がいいかもしれない
街中でもあるらしいから
ディルくんと常に一緒にいた方がいいと思うよ?」
「そんな事件があったんですか…
教えてくれて有難うございます
大丈夫です…その事件が解決するまで 
ルティを一人にはしませんので…
ルティ?君も私の傍から離れるんじゃないよ?」
「はい…」

双月から聞いた事に ディルは眼を鋭くさせて
それでも丁寧に礼を言うと 机の下でルティの手を握り
顔を見合わせて 離れない様に告げて
ルティは不安げに銀の瞳を揺らめかせながら頷き

「1次職…」


ビールを口に運んでいたイクスはその手を止めて
よぎる不安に小さく呟き…

「まさか…な…」

熱で倒れた後 気付いたら姿を消してしまった弟
イシュアを思い出し不安がよぎるが
姿を消してしまった事に躊躇してしまい
この心配は杞憂だと言い聞かせ そのままビールを煽り

「いや~んっ リョウくん~」
「うぁぁぁぁっ!!!」
「ちょっ!!紫苑さんっ!何するんですかっ!?」

少し 冷えた感じな空気が流れそうになった時
いきなりリョウを後ろから紫苑が楽しげに抱きついてきて
可愛らしい顔をアルは怒りに歪め
奪い取る様にリョウの腕に自分の腕を絡め
自分に引き寄せて

「あぁんっ アルくんったら~ちょっと位いいじゃなーい」
「ダメですっ絶対ダメですっ
ってか 近寄らないで下さいっ」


自分にリョウを引き寄せたまま睨みつけ
リョウはアルの腕の中で嬉しそうに鼻の下を伸ばして
そのままアルに抱きつき
紫苑は深くため息をつきながら やれやれと言った様子で
双月の隣に腰を掛けて

「そう言えば紫苑
今 一次職が誘拐される話してたんだけど
なんか知ってる?」
「ん~…さぁねぇ…
興味ないからしらなーい
それに、私の情報料は高いわよ~」
「情報屋じゃないのに お金取るんじゃありません」

酒を口に運びながら
やたらと裏事情に精通している昔馴染みの紫苑に
双月は尋ねると
リョウをいぢれなかった事に不満なのか
面倒くさそうに答え
今度は 双月が深いため息をついて…

「いくぞ…」
「んっ!?ちょっ…なんだよっ シオンっ!!」

不意にイクスの手を掴んだシオンは立ちあがり
引きずる様にイクスを連れて宿の部屋へと向かい
驚いたイクスは 声を荒げて抗議するが
力で叶う筈なく 無理やりに近い状態で部屋へと連れ込まれてしまい

「何すんだよっ!」
「俺の事だけ考えてろよ…余計な事考えるな…」
「何言ってんっ…ぅっんっ…」

部屋に入るなり ベットに投げる様に抑え込まれ
のしかかってくるシオンを睨みつけるも
肩をしっかり押さえ込んで動きを封じたシオンは
低く囁き
そのまま唇を重ねて…








「こいつはソードマンだったが どうする?」
「ソードマンにしちゃあ 体が細すぎて兵士にはならんな」
「実験段階で すぐ死んじまうだろうから 
こいつは 愛玩具として調教してから売り飛ばすって所だな」
「やりぃ~ じゃあ殺さない程度に好きにしていいんだ?」
「あぁ 殺さない様にな?結構可愛い顔してるから
欲しがる客は多い筈だ」


複数の男の声がする
何を言っているか 理解出来ぬまま
ぼんやり意識が浮上してゆく

「今度のオークションで出品するか…
薬漬けにすれば 抵抗する事なく言うがままになる」
「薬漬けにする前に 一度ヤッとかないとな~
あの恐怖に震える顔を犯すのが またいいんだよ」

一体 何を言ってる?
オークションに出品?
犯すって 何を…
焦点が合わない瞳をゆっくり開き
眩しい光に目を細め 顔をゆがめる

「っ…うぅっ…ん…?」
「おや?お目覚めかい?子猫ちゃん?」

声を出そうとしたが 口に噛まされ声が出ない事き気付き
イシュアの意識は一気に浮上する
その様子をみた一人の男が 嬉しそうに笑みを浮かべ
顔の覗かせてきた

「迷子の子猫ちゃん?君は洗脳して兵士にしようと思ったけど
愛玩具用にしてあげるよ?
金持ちのやつらを楽しませてれば いい暮らしが出来るよ
まぁ 気まぐれで殺されちゃったりするけどね?」
「ふっ…!!」

顔を覗き込んだ男…プロフェッサーは
楽しげに顔の覗きこみながら囁き
その手が胸から腹へと辿る感触に
びくりと震え イシュアは自分が裸でいる事に
目を見開く


「さぁて…調教の開始ですよ~子猫ちゃん」
「最近 兵士送りばっかりで こっちは全然だったからな~
たっぷり 楽しませて貰おうかなぁ~」

プロフェッサーが傍を離れると
イシュアの周りを アサシンやローグ ナイトの格好をした
男達が取り囲み
やっと今から自分が何をされてしまうのか
理解したイシュアは目を見開き
その小さく華奢な体を抱えられると
乱暴に床に転がされ 後手に両手を縛られ口を塞がれたまま
四つん這いにされ 形の良い尻を上へと向かされ
手で支えられる事が出来ない為
顔を床に擦りつけ…

「こりゃあ やっぱり初モノだぜ?」
「やりぃ~ それはラッキーだな」
「俺が捕まえたんだから 俺が一番だからな」
「んんっーー!!んっっ!!」

冷たい指先が尻に触れ ひやりとした感触に腰が揺れるが
あまりにもの恐怖にガタガタと体を震わせる
どれだけ抗議しても 塞がれた口から漏れる事は
言葉を発する事無く
抗議し 体を震わせる姿は逆に男共を刺激するだけであり

「ッ!!んぅぅっっ!!」
「その内 良くなるからな~
たっぷり調教してやるよ?」

トロリと イシュアの尻の谷間に懐から出した透明の液を垂らしながら
ローグの男は 楽しそうに舌舐めずりをして
垂らした液を指先で 双丘の奥にある堅い蕾に塗りつけてやると
自分のズボンのファスナーを緩め
すでにこの状態に興奮したのか 猛った自身を取り出して…

「さぁて 力抜かないと裂けちゃうからね~」
「っ!?んんんっっっ――――――っ!!!」

先端を蕾に宛がい 自身に液を垂らしてから腰を掴み
そのまま一気に自身をイシュアの後方の蕾を割り開いてやり
ミシリっと音を立てるかの様に
強烈な痛みと共に入ってくる そそ猛々しいモノに
イシュアは声にならない悲鳴を上げて
全身を引き攣らせて

「うぁっ…やっぱ 処女はかてぇな…」

そう言いながらも 嫌な笑みは浮かべたまま
全く解していない 狭い中を押し進め
あまりの痛さに硬く閉じたイシュアの瞳からは
とめどなく涙が溢れ 猿轡をされた口の端から
硬く布を食いしばっているが故に
唾液が溢れでて

「くぅぅ~ やっと入ったぜ…
動くぜ~ 覚悟しろよ~っ」
「ひぅっ…!!んぅっ!!くぅっ…!!」

中が裂けて 血が溢れ出した事で滑りが良くなった中に
一気に自身を押し込み
ガクガクと震えたいた身体はびくりと大きく震え
そのままなんの優しさも無く
ローグは腰を突き動かし その中を味わい

「たまんねぇなぁ…やっぱ こう苦痛に歪む顔ってそそられるぜ」
「あっっ!!うぁっ…あうっ!!ふっ…んんっっぅっ!!」
「噛むんじゃねぇぞ?ちゃんと舌を使ってするんだよっ」

見ているだけであったアサシンの男は
苦しむイシュアの姿に興奮してしまったのか
髪の毛を掴み 顔を上げさせると
猿轡を外してやり
外された途端 イシュアの口からは悲鳴が漏れるが
すぐにアサシンの男性を口の中に押し込まれてしまい
顔を両手で支え 腰を動かされ
喉の奥までねじ込まれる苦しさと
雄のむせ返る臭いに 顔をより歪ませ
唯一許された涙だけが 次から次へと頬と伝っておちてゆき…


助けて!
そう 心の中ですら 叫ぶ余裕などは無く
無理やり開かされた花弁の奥底と
口腔に 欲望の白濁を大量に注ぎ込まれ
蕾から自身が引き抜かれると
紅い血でまみれた白濁が イシュアの白い太股を伝っておちてゆき


「がっ…はっ…げほっ…」
「あ~あぁ~ 全部吐き出しちゃったなぁ
悪い子にはお仕置きしないとねぇ」
「やぁっ…!もぉっ…やめっ…あぁぁぁっ!!!」

白濁にまみれた顔を髪を掴んで上げさせたアサシンは
咳き込みながら白濁を吐き出したイシュアに
ため息混じりに下卑た笑みを浮かべて
床に背を向けて転がし その上に今度は体格のいいナイトが
のしかかってくると 下を緩め取りだした黒々とした
大きな男根にイシュアは怯え 後ずさろうとするが
それを背後にいたアサシンが受け止め
両足の膝の裏に手を回すと 大きく足を開脚させ逃げられなくし
イシュアの願いもむなしく
血と白濁が溢れる花弁に
再びより巨大なモノが無理やりねじ込まれ
イシュアは背中を仰け反らせて 悲鳴を上げて…



夜はまだ…
始まったばかりであった…






②へ続く~



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