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雪の華が咲く頃に

オンラインゲーム 『ラグナロクオンライン』の小説を書いています。 内容はBL系が多くなると思いますので、 ご理解頂けない方、嫌悪感がある方 などの拝見はお控下さいます様、 宜しくお願い申し上げます。 先に カテゴリ『初めに』をご覧になって下さい。

   

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紅い月夜に吹く翠の風は何を思うのか

ルティの過去話の前に
双月とライの話を…
この話はルティの話にも関わってくるので
その話の中に入れようと思ったのですが
あまりに長くなりそうなので
もう単品で書くことにしてみました

特にこの二人のエロ話になっちゃうしw
そしてそれなりに濃厚に書けるならか書きたくて…
まぁ 後は私の文章力がどんだけ付いていくかですが


この話はR18となってますので
自己責任でご覧下さいませ

アサシンクロスのライ×妖精双月のお話になります










砂漠の頭上に大きな月が輝いていた
冷たい風が渡るその砂漠の中で
一人のバード 双月がその美しい空を見上げていた

漆黒の髪を銀色の光に照らし
翡翠の瞳はただ静かに銀に輝く月を見上げていた


「もうすぐ…時が来る…」

小さく呟かれた声は
誰に拾われる事無く、砂漠の風と共に消え去っていくのであった…




「一体どうしたの?双月
一晩でいいから、二人きりで過ごしたいなんていきなり言ってくるなんて…」

あの日から数日後
ライは双月が願った通りに何とか仕事を整理して二人で過ごす時間を作り、二人の暮らす家へと帰ってきていた。
今は仕事が立て込んでいて、二人で同時に休める時間など無いことは十分双月も承知している事であり、それが分かっていながら共に過ごしたいと願った双月のただならぬ様子を察して、心配そうに尋ねる。

「ごめんね…ライ 我儘言ってしまって
……僕を 抱いて欲しいんだ…
この姿の僕を……」
「双月っ!?」

ライを前にした双月は申し訳なさそうに謝り、するりと髪を止めていたゴムを外す。
零れ落ちた髪は翠色へと変化し、腰下までゆるやかに広がり、その背中からは淡い光を放つ薄い羽根が広がる、妖精の姿の姿へと変化する。
双月はどこか切なそうに顔を伏せながら誘い掛けてきて、その言葉にライは驚き。


「一体 どうしたの?」
「いきなりで驚いたよね ごめん
でも、この姿で抱かれた事 まだ無かったし……
何よりも…この姿で抱いて貰えるのが…この先無い様な気がするんだ」
「何を言って…」

驚くライを前にして、双月は伏せていた瞳を上げて真っ直ぐ切なそうに、そして少しだけ恥ずかしそうに目元を赤くしながら抱いて欲しいと願い。
その願いと理由にライはより酷く驚く様に双月を見つめ。

「この妖精の僕を掛けて 僕は何かをやり遂げないとならない時が近くにきている
そんな気がするんだ
僕がこうして半魔として長く生きている理由…
この旅の終わりが本当に訪れてる
ああ…大丈夫…僕が死ぬとかじゃないんだ
そうじゃない…
ずっと昔からこの時が来るのを感じていた…それがもうすぐ来る」
「双月…本当に死なないね?」
「大丈夫 けして君を置いて死んだりしないよ
でも 妖精として抱いて貰えるのはどうしてか最後な気がする…
だからライ…」
「もういいよ 双月…」


言葉にはうまく出来ない
でも自分が感じてる思いを伝えながら、死んでしまうのではないかと心配しているライに微笑みながらそうではない事を伝え、でもどうこれ以上話していいか分からず、申し訳なさそうにする双月にライいは優しく抱き寄せて、そのまま言葉を封じる様に唇を重ねて。



「この姿になると 双月の肌ってより透明で白くて綺麗だよね
長い髪が張り付いて 凄くエロい」

ベットの上
互いに一糸纏わぬ姿で、双月はライの膝の上に座り、翠の髪を張り付かせる肌を大きな手で撫でられ、ぴくりと体を震わせる。
ライの手が腰を撫で、舌は首筋から胸元へと這い、その痺れる様な甘い快感に次第に息は熱くなり、すっかり体は熱を帯びて吐き出す息は荒くなってくる。

「ふっ…ライっ…」
「撫でたりするだけでこんなに感じて…本当に双月はイヤラシイんだから
特に妖精の双月だと 普段よりも感じやすいみたいだしね?」
「はぁんっ!!」

白い象牙の様な肌を薄紅色に染め上げて、震えながら甘い声を上げてしまう双月にライの楽しそうな声はますます羞恥心を煽り感じてしまい、大きな手がすっかり熱を帯びている下肢には触れず、太股の付け根を撫でられるだけで余計に感じてしまい、思わず甘い声を上げてしまい。

「あぁ 折角だから、妖精の姿の双月にしか出来ない事をしないとだよね」
「ちょっ…やっ…ぁっ!!
ひぅっ!!ああっ…やめぇっっ」
「自分からこの姿で誘ってきたんだから 逃げるなんてダメだよ
やっぱり すっごく感じるんだ?」

向かい合わせにしていた体を不意に後ろ向きにされて、どこを攻められるか分かった双月は思わず逃げようとするも、ライの暖かな舌が羽根の生える付け根に舌を這わせてきて、思わず眼を見開き、背中から羽根へとそのまま舌を這わされてしまえば、感じた事も無い電気が走り抜ける様な快楽が背中を走り、思わず悲鳴と共に背中をのけ反らし、今までに無い反応にライはどこか嬉しそうに囁き。

「ひぃっ…ひゃうっ…!
ラ ライっ…そんな…攻めちゃっ…!!」
「凄いね 双月?
背中だけでこんなに感じるんだ
ここをこうして愛撫してるだけでイケるでしょ?
もう限界ってなくらいに勃起して…やぁらしいんだ
ほら 双月…イッてよ
ちゃんとイケたら ご褒美に僕のを双月の中に挿れて、一杯愛してあげる」
「やぁっ…!!ライっっ
こんな…ので イッちゃうなんてっ…ひぅっ…いやぁっっ…
ライっっ…あああっっっ!!」

どこよりも脆い位に敏感な羽根とそして背中を何度も舌で愛撫され、耐えられない程の快楽が全身を駆け巡り、片方の手は前へと這い、胸の中心にある紅い尖りを指先で摘まんで擦り合わせ、すっかり反り勃った男根は先端から滴を溢し限界を訴えており。
もう片方の手は太股の根元を揉みしだく様に撫でるだけで、男根に触れる事はなく、そのままでイケと言われても、あまりの恥ずかしさから思わず必死で堪えてしまうが、ライが羽根の根元に軽く歯を立てた途端、全身を支配する快楽は一気に弾け飛び、甲高い悲鳴と共にその先端から白濁を自分の腹や胸、ライの手へと飛び散り汚してしまい。


「はぁっ…ぁっ…もぉっ…ライの ばかっ…」
「本当に双月のこの羽根…感じるんだねぇ
人間の姿の時よりもずっと背中も感じやすいし…
羽根と背中を攻められるだけでイくなんて…
ほーんとうに双月ったらヤラシイ体なんだから
でも まだまだ足りないって感じだよね…ほら?」
「ひゃあんっっ!」

だた背中と羽根だけを攻められ、自分の精をそこら中に解き放ってしまった事に酷い羞恥心を煽られて、思わず悪態をつくが、ライはそ知らぬ涼しげな顔で幼子をあやす様に甘い声で意地悪く囁きながら、白濁に濡れた指を後ろへと滑らせると、物欲しそうにひくつく双丘の間にある花弁へと滑らせ、その先端を浅く潜り込ませてきて、思わぬ行動に再び双月は驚きながら声を上げて。

「ココもとろとろに熱くなって…
いつでも大丈夫そうだね?
ね…双月…僕のコレ…もう挿れていいよね?」
「ぁんっ…ひゃ…ん…ライ…」


自分の奥底までライを欲するかの様に、蕾はしっかりと緩みライの指を咥えこんでいる自分は分かり、そんな自分の浅ましさが酷く恥ずかしくもなるが、ライの指先が内側の肉壁を刺激する度に、再び自身の男根は熱を帯び、その先へと体が欲するのは止める事など出来ず、それでも恥ずかしくて言葉には言えず、小さく頷き…





「双月…そのまま自分で挿れてみて…そう…ゆっくりと腰を落として…?」
「ふぅっ…はぁっ…ライっ…お…きい…んんっっ…ひぅっっ!!!」

再び向かい合わせになり、ライの膝を跨ぎシーツの上に膝をついて自分の体を支えながら、ライの男根に手を添えて、腰をゆっくり落としていけば、その熱く硬くなった先端が蕾の中へとずぶずぶと潜り込んでゆき。
かなりの質量でありながらも、しっかりと慣れた体はそれを受け入れてゆき、何とか息を吐き出し力を出来るだけ抜きながら、何とか奥へと飲み込んでいくも、背中に回ったライの手が優しく羽を撫で愛撫してくると、一気に走る快楽に腰が砕けてしまい、そのまま深く腰を落とし一番奥底までライ自身が貫いて、背中の仰け反らせながら悲鳴を上げて。

「くぅっ…!双月っ…中…キツ過ぎっ…!
こんな締め付けたらっ…すぐ…果てそっ…
すっごい中…熱くして…僕のをしっかり咥えこんで…
双月…ヤラシ過ぎっ…」
「そんなっ…動かさない…でっ…!
はぁっ…やぁっ…ライっ…ライぃっっ」

自分の肉壁はしっかりとライの太すぎる男根を喜ぶ様に、離さないと言わんばかりに咥え込んでいるのが分かり、更に奥底へと飲み込み、下から激しく突き上げられている事さえ、それは酷い快感でしかなく、果てたばかりの自身がすっかり熱を帯びてしまっている事もまた、酷く恥ずかしく。
そうは思っていても、この体も心もライを欲しているのは分かり切った事であり、ライが背中の羽根を愛撫しながら、腰を激しく突き上げその中を犯し、熱く甘い声を上げる事に双月の身体も素直に悦び、もっとと欲しがる様に夢中でライの首に腕を回して抱き付き、何度もその名前を呼んで。

「こんなにヤラシイ音とさせて…僕のを咥えて悦んでるなんて…
それも…純潔を尊ぶ姿でっ…双月はエロいよなっ…」
「あ…あぁっ…こんなに…したの…ライでしょっ…!
僕らは…生涯たった一人だけにっ…この純潔を捧げるんだからっ…
ライじゃないと…捧げたりなんて…しなぁっっ!はぁぅっっ!」

縋りつく様に抱き付いてくる双月に艶のある声で喘ぎながらも意地悪く囁く事ですら、余計に快楽を増すだけで、下肢に熱が一気に集まり、中で暴れているライをしっかりと締め付け、長い緑の汗ばんでいる象牙の様な白い肌に張り付かせ、緑の瞳からは涙を溢れさせながらも、自分の生涯ただ一人にこの身を捧げる為だけに、この永い年月を生き、そして守り続けてきた純潔を捧げたのだと、甘い声を上げながらも答えると、それに余計に興奮してしまったのか、中のライ自身が太くなり、中を圧迫してきて、思わず喉を仰け反らし。


「双月があんまりにも可愛いからっ…これ以上我慢出来ないっっ
双月っ…中で…受け止めてっ…!くぅっっ」
「ライっ…ライぃっっ…うぁっ…あああっっっ」

限界まで太くなったライの男根は、容赦無く中をより激しく下から貫いてきて、しっかりその体を抱き締めたライは双月に告げると同時に、大量の精を中へと解き放ち。
ライに縋りついて何度もその愛おしい相手の名前を呼んでいた双月も、奥でライの熱く大量の精を受け止めた瞬間に、再びその先端から白濁を飛び散らせて…





「本当に…今日の双月はいつもよりもエロくて…我慢出来ないよ…
やっぱりこの姿のせいかな?」
「ぁんっっ…そうかもね…
こんなに素直なのはこの先滅多にないかも?
何より…ライが激し過ぎて…この姿で何度もは体が持ちそうにない…」

互いに果てて、ライはベッドへと倒れ込み、双月もそのまま一緒にライの上へと倒れ込んだ状態で、息が整うまで暫くそのままであったが、やっと少し息が整ってきたライから頭を撫でられながら、どこか嬉しそうに言うのを見て、中々息を整える事が出来ないまま双月は少しだけ拗ねた様に呟き、深く息を吐き出してからライの胸に顔を埋めて。

「ねぇ…双月…
…双月の言うその時が来たら…僕の力が必要な時はいつでも言って
何があっても…どんな時でも必ず助けるよ」
「…うん 有難う…
自分でどうしようも無い時はちゃんと助けて貰うから…
何かあったら助けに来て…」
「勿論…ちゃんと言うよ…」

胸元で力尽きた様子の双月の頭を何度も優しく撫でながら、思っている事を告げてくれるライに双月は顔を上げて小さく微笑みを返してやり。

「…双月…一回じゃ足りない…」
「本当にもう…僕の旦那様は元気だね…
いいよ…気を失ったこの姿を保てなくなるまで…僕を愛して?旦那様?」
「覚悟してね?僕の奥様?」

まだ繋がったままでいる為、自分の中でライのが再び熱を持ち始めた事に気付き、ライの申し出に苦笑しつつも、すぐ蕩ける様な笑顔で答えて、そっと胸の受けから見下ろし、その頬を撫でながら小首を傾げると、なんともうっとりとする笑みを浮かべたライが頷いてきて…






もうすぐ時が来る
この僕の長い永い旅の本当の終わりが……
この本当の旅が終わった時こそ
僕は…君の傍にずっといる事が出来るのかもしれない……




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