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雪の華が咲く頃に

オンラインゲーム 『ラグナロクオンライン』の小説を書いています。 内容はBL系が多くなると思いますので、 ご理解頂けない方、嫌悪感がある方 などの拝見はお控下さいます様、 宜しくお願い申し上げます。 先に カテゴリ『初めに』をご覧になって下さい。

   

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甘いハロウィンナイト

ハッピーハロウィンなのです☆
っても この日も仕事ですし、特に何をする訳ではないのですが
まぁ この間職場の後輩達に誘われて
ハロウィンパーティにお邪魔してきたので
それで十分かな?
そしてこの日は土曜日ですが
今日も六葉さんとデートができないので
お菓子の代わりにちょっとした
ハロウィン話をプレゼントしたくて書いてみました♪
よければ貰ってやって下さいw









街が賑やかにハロウィンの飾り付けがされて賑わっている
今日は年長者組はそれぞれ用事があって出掛けていて
ハウス残っているのは年少者組である
イシュアにルティ それにウォレスである

家の家事を全て終わらせた3人は
ただ今キッチンで 色んなお菓子を作っている最中であった
勿論パンプキンパイやタルト それにスコーンなども作り
こうもりやおばけの形をしたクッキーにアイシングしていく

それぞれの好みに合わせて甘さを調整していくのは忘れない

「ふう こんなものでいいかな?」

クッキーをラッピングしたり
夕飯の下ごしらえもしっかり終わって
並んだお菓子に小さくイシュアは一息つく

「相変わらずイシュアにーちゃんは手際いいな…」

形が崩れたクッキーをつまみ食いしながら
目の前に並ぶお菓子や料理の数々にウォレスは感嘆の声を漏らす

「ウォレスくんやルティさんが手伝ってくれたからだよ
二人とも凄く手際がいいから なにも言わなくても作ってくれるし」
「でも 今回の料理のすべてを考えたのも用意したのもイシュアくんだから…
ボク達は手伝っただけだよ」

首を横に慌てて降るイシュアにルティもウォレスに賛同する様に頷いて

「でもこんなにあったら
帰ってきたリョウにーちゃん達も喜んでくれるなっ」
「喜んでくれたら嬉しいけど…」

作り終わったお菓子などを丁度テーブルに並べていた時であった

「やぁ ちゃんと家にいるかい ?」
「双月さんっ?」

不意にドアを叩いて中に入ってきたのは
ちょくちょくこのハウスに来ているバードの双月であった

「今日はハロウィンで変に浮かれてる人多いから外出禁止だって聞いたからね
今日のハロウィンの衣装を持ってきたんだ~」

にこやかに笑顔で入ってきた双月は衣装の入った袋を3人に見せる

「以前は外でその格好で出歩いたから 後からイクス達に怒られちゃったけど
今度は家から出ないからきっと大丈夫
ほらほらっ そろそろ皆帰ってくるから、その格好で驚かすんだっ」


そう言いながら3人に渡したのは…
ウォレスは子デザの耳と尻尾が付いた可愛らしい着ぐるみ
ルティは少々大人っぽく小悪魔風な黒いワンピースにデビルチの羽と尻尾が付いた服
そしてイシュアは女性プリーストの服をゴシック調に可愛くアレンジし
それに黒く小さな羽を付けたのであった

「そ 双月さん…これは…」
「いやぁ やっぱり皆似合うねぇ
頑張って作ったカイがあったよっ
本当に可愛いなぁ
あ でも絶対にその格好で外に出ちゃダメだよ?
変な人が沢山寄ってきちゃうからねっ
さぁて 皆に怒られない内に僕も帰らないと…」

自分達の衣装に驚く間も無く
その姿を堪能した双月はけして外には出ないように言い聞かせて
嬉しそうに蝶の羽を潰して姿を消してしまい…

「ん~ よくわかんねぇけど イシュアにーちゃんもルティにーちゃんも凄く似合ってるぜっ」
「そうかな?これでディルさん 喜んでくれたら嬉しいんだけど…」

暫く固まってい3人であったが
すぐにウォレスは二人の姿を見て 笑顔で答え
それで我に帰ったルティは自分の姿を見れる範囲で見ながら
頬を赤らめつつどこか嬉しそうに笑い

イシュアは太ももまでスリットが入っている為に妙に気恥ずかしく
思わず顔を赤らめてしまい

(こんな格好したら まだ怒られる気がする…
何より似合わないし…
ってか この格好は兄さんの方が絶対に似合うよね…
兄さんみたいに色っぽくなったら おれも似合うようになるかなぁ?)
「あ にーちゃん達が揃って帰ってきだぞっ」

自分の格好を見ながら
この手の格好をすれば大抵怒られる事が分かっている為に複雑そうに衣装を鏡で眺め
その格好が自分よりも
気高く美しい豹の様な兄 イクスに似合うだろうと想像してついを赤らめ
兄の様に自分もいつかなれるだろうかとか考えを巡らせていると
ウォレスの声に慌てて現実に戻り

そしてドアに前に3人で並ぶと
家族を笑顔で出迎え 声を揃える

「トリック オア トリート!!」

子供達の時間の始まり
今日は特別な夜





~おまけ

紫苑×トーゴ


「トーゴ トリック・オア・トリート」
「な なんじゃ いきなりっっ」

仕事が終わったら速攻で自分の元に来いと言われたトーゴは
いきなり紫苑から言われた言葉に目を丸くする

「あら 今日はハロウィンよ
お菓子くれないと悪戯していい日よ
ねぇ お菓子ちょうだいよ?」

漆黒のドレスを身に纏った妖艶な紫苑は慌てるトーゴへと囁きかける

「いきなり言われても 持ってきとらんっ
今すぐ買ってきて…」
「あらぁ 持ってないなら悪戯しなきゃねぇ
うふふ お菓子の代わりにトーゴを頂くわw」
「それはもう悪戯と違うんじゃっっっ」

慌てるトーゴ相手に紫苑はそれはそれは嬉しそうな妖艶な笑みを称えて
トーゴをベッドに押し倒して
今宵のハロウィンの獲物を捕らえた悪魔みたく
じっくりと楽しむのであった…

トーゴに合掌………

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