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雪の華が咲く頃に

オンラインゲーム 『ラグナロクオンライン』の小説を書いています。 内容はBL系が多くなると思いますので、 ご理解頂けない方、嫌悪感がある方 などの拝見はお控下さいます様、 宜しくお願い申し上げます。 先に カテゴリ『初めに』をご覧になって下さい。

   

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ある昼下がりの溜息

今回なんと!!
六葉さんがうちの養子っ子な剣士イシュアにパジャマ帽を作ってくれましたw
それがまた、すっげー可愛い…
萌まくり状態で興奮しましたww
養子キャラにナイトキャップはかなりの萌になる事間違いなしですよb
毎回、萌を有難うございます♪

結局六葉さんの鯖では、まだまだ育成中でお礼なんて出来ないので
リクをちゃっかり奪ってきたりしてb

丁度この間のROデートの時の会話にて
六葉さんとこのキャラ、アルとうちのルティが恋人が襲ってくれないと愚痴を言い合ったら…
との話から、それをリク頂きました☆
ってか、収集付くんだろうか?この二人ww
結構ノリノリで書いてしまった(笑)
リクに添えたらいいのですが…

六葉さんに捧げます☆





「はぁぁぁ~~…」

宵闇の銘酒のギルドハウスにて、それはそれは深い溜息が部屋中に響き渡った。

「…どうしたんですか?アルさん?」

本日の掃除と洗濯当番はアルであったが、一緒に出掛ける予定のディルがアルケミギルドに呼ばれてしまった為、アルと一緒に一階の掃除をしていたルティはあまりにも深い溜息を付くアルに心配そうに声を掛ける。


「もぉさぁ~…段々自信無くなっちゃうだよね…もうヤル気が出ない……」
「…ええと…良くわかりませんが…お茶でもしますか?」
「……うん……」

テーブルを拭いていた布巾を握りしめながら、ガックリと肩を落としながら独り言の様に不満を口にするアルに、ルティはどうしていいか分からず、取りあえず話を聞くために掃除を止めてお茶をする事を提案すると、アルは小さく返事をして。



「もうルティ!聞いてよっ
昨日さ リョウと結構部屋でいい雰囲気になったんだよっ
それなのにさっ…キスだけしといて、手ぇ出して来なかったんだよっ!!」

香りの良い紅茶とイシュアが皆の為に作り置きしてくれているクッキーを目の前にして、席に着いた途端アルはいきなりルティに訴えてきた。

「昨日だけじゃないよっ
結構付き合ってボク達長いのにさっ
抱いてくれた事なんて、数える位しかないしっ
ボクが誘ってるのに、手ぇ出してこないなんて…そんっなにボク 魅力無いっ!?」

掴み掛らん勢いで体制を前のめりにして訴えてくるアルに、思わずルティは後ろに引きそうになるのを堪え、興奮するアルにお茶を飲むことを進めて。

「リョウさんは アルさんが可愛いし、ただ照れてるだけなんだと思いますよ?
かなりの奥手みたいですし、どう…手を出していいとか分からないだけかと…
それに アルさんは十分魅力的ですから、きっと本当に照れているだけと…」
「せめてルティ位素直に、ボクを事可愛いとか言ってくれたらいいのに…
はぁ…照れるのは分かるけどさ…襲いたくなる様な魅力が無いって事かなぁ…」

促されたお茶を一口飲んで、少しだけ落ち着きを取り戻したアルは、リョウがアルを襲わない理由を分析し伝えるも、顎に手を添えて頬杖を付いて再び溜息を吐きだして。

「ルティはいいよねぇ…ディルって結構性欲強そうだし、ちょくちょく抱いてくれるんでしょ?」

アルからの発言にルティは思わず頬を僅かに染めつつも、少しだけ寂しそうに微笑んでみせ。

「実はあんまりボクも抱いて貰えなくて…ちょくちょく誘ってはいるんですが…特に研究や本を読んでる時は完璧に無視されますし…プリになるまではって言って、何かあった時位しか…求めてくれなくて…」

言葉にしながら、段々悲しくなってきたのか、泣きそうな顔になってきてしまい。

「そうなんだ…ディルもあんまりルティを構ってあげないと、他の男に取られたらどうすんだろうねぇ」
「ボクはディルさん以外は要らないんですが…よくディルさんはボクが成長したら、もっといい男の所に行くだろうって言うんです…
信用ないのかなぁ…それより、そんなにボクが好きじゃない…とか…」
「あぁぁ…それは無いってっ
ディルとも結構長い付き合いだけど、見るからにディルはルティにベタ惚れだからっ」

大きな色素の無い瞳に涙を浮かべ、今にも泣きそうなルティに今度はアルが慌てて慰めてやる。

「そうでしょうか…?」
「うん それは大丈夫!ディルはルティが大好きだよ?」
「それなら…嬉しいですが…
でも、本当にリョウさんこそ、こんなに魅力的なアルさんを抱かずにいるなんて…
照れてると言っても、ちょっと奥手過ぎですよね…」
「ほんっとうにっ!!ボクを愛してくれてるのは知ってるけど、こんなにも抱いてくれないなんて、いい加減 怒りたくなるよっ」
「ディルさんも 殆ど抱いてくれないですし…研究とかも大事ですし、ボクが子供ってのも原因でしょうけど…もう少しボクを構って欲しいです…」
「だよねぇっ!ディルもリョウも奥手過ぎなんだっ
もうちょっとボク達に構って、そして愛してくれたっていいのにねぇっ!」

そんな二人の抱かれない不満の愚痴は、そのまま続き……



「本当にもぉさぁっ!!」
「お前ら 今から夕飯の準備するから、んな話止めてくんねぇ?」

アルが訴える声を横からぴしゃりと制止の声が入ったのはもうすぐ夕方もなろうとする時間であった。

「そんな聞いてて恥ずかしい話を大っぴらにすんじゃねぇよ
まだしたければ、他に行きやがれ」
「むぅ~…そりゃあイクスはさ シオンにいっつも愛されてるからいいけどさっ!」


「そんなに抱いて欲しけりゃあ 襲い受けになればいいだろう」

イクスは抱えた食材が入った荷物をキッチンのカウンターへと下しながら、呆れた溜息を吐き出しつつ、不満と愚痴で盛り上がっていた二人に言い放つも、アルは頬を膨らまして反抗し、そんなアルを見て、隣にいたシオンはぼそりと言い放ち。


その言葉にイクスは顔を僅かに引き攣らせ、アルとルティは思わず固まってしまい。


「…そうか…そうだよルティっ
誘ってもダメなら襲えばいいんだっ!!」

暫く固まっていたアルは、唐突に満面の笑みを浮かべて、ルティの手を取り、シオンから出された提案に嬉しそうに声を上げて。


「あ…でも、襲い受けってどうすればいいの?」
「………」
「オレに聞くなっ そん位自分で調べろっ」

ルティの手を握ったまま真顔に戻ったアルは、シオンとイクスの方を見て、何をすればいいのか分からない為、その方法を聞くが、シオンは視線を反らし無視を決めて、イクスはこれ以上面倒見きれないと言うように睨み付けてから、袋から食材を取出し始め。

「イクスが教えてくれないってなると…誰に聞けばいいのかな…
う~んと……そうだっ!!あんだけ抱かれてるイシュアならきっと知ってるっ!!」
「てめぇっ!オレの息子にんな事聞いたら殺すぞっ!!」

イクスから聞けないとなり、腕を組んで本気で他に誰が教えてくれそうか考え始めたアルは、ぽんっと手を叩いて、嬉しそうにイシュアの名前を挙げた途端、イクスが思い切り手にしたレモンを投げつけてそうな……




アルとルティがこの後 襲い受けなるものを出来たかどうかは、また別のお話……



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  • by 六葉
  • 2014/03/25(Tue)20:24
  • Edit
こんばんわ、六葉です。
単に倉庫の肥やしを消化の為に衣装化して集まっただけのコインを萌えの為に消費して無理矢理渡した衣装のお礼、有難うございます<(_ _)>
もう2人の愚痴の言い合いというか、お互い褒め合ってる様な感じですね。というか、この2人だけって珍しい組み合わせで新鮮でした! この2人が居ると可愛いってなります。会話は凄いですがwww
イクスの「オレの息子」発言に笑いました。弟より息子的意識の方が高いんだwww と。
アル、襲い受けと言えば本人無自覚としても、こいつ以外は無いだろうって人が身近にいるじゃないか! トーゴに相談する事をお勧めします(爆) あ、でもトーゴの場合は襲う気満々で攻めても百戦錬磨の紫苑に躱されて食べられましたって事だから違うか……。誰でしょうね。
ルティがプリになって、ルティ用の媚薬が完成して体の負担が無い程に結構な頻度で抱かれる様になった時、アルは誰に愚痴るんだろうとか、密かに違う心配をしてしまいました。
何かもう、可愛い萌え勢いの乱文、失礼しました。御馳走様でした~

六葉様

  • by 月宮
  • 2014/03/26 22:24
こちらこそ、物凄い萌を有難うございましたw
特に親子で着けると萌な状態が倍っていう!
画面の前でかなり怪しい状態ではぁはぁしちゃいましたよ(爆)
よく考えれば、アルとルティって珍しい組み合わせですよね…
うちのキャラでは、アルとリョウの傍にいるのは殆どがウォレスなんでw
何気にイシュアもこの二人との絡みが少ないと気付く…
本当はイクスにはどっちを言わせようかと少し悩んだのですが、六葉さんのとこで、イクスがすっかり母親心境でイシュアを心配していたので、息子にしてみましたww
なんか、書いてて、すっごくしっくりくると個人的に思ってみたり(笑)
トーゴの場合、襲い受けってより、攻めるつもりで襲って返り討ちに合ってるので、襲い受けというべきかどうかwww
ちなみに紫苑なら襲い受けが出来ます(笑)
でも、トーゴを食べちゃうので、実際にはしてませんがwww
ルティがプリになって、ディルから割と頻繁に抱かれる様になるまでに、リョウがもうちょっとアルを襲える様になればいいなぁ…
と、思ってみたりとかw
一杯を萌を六葉さんから頂きました☆
リク下さって有難うございましたw

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