「……そう。疑問が一つ片付いた所で……私に黙っていた事をたっぷりと後悔させてあげるわ?」
トーゴが故郷であるアインベフで家族が眠る墓の前で苦しみを一人背負っていた場所で
容赦無くマイトスタッフで殴り、そして抱きしめ、互いに温もりを分かち合った後
妖艶な笑みと共に、発せられた言葉に、トーゴはこれから我が身に起こる事を想像して
思わず冷や汗を流したのであった……
「ひぃっ…ぁぅっ…し えんっ…っ」
そこからトーゴのワープポータルで紫苑が泊まる宿の部屋へと来た途端、いきなりベットに紫苑からトーゴは押し倒され、両手を頭の上で縛られると、あっという間に衣服を脱がされてしまい。
後方の蕾にローションをたっぷり塗られると、その蕾を割り開き、入り口の浅い部分にローターを潜り込ませ、強い振動を与えて。
その快楽に震える体に寄り添う様に、紫苑はやはり一糸纏わぬ姿で、トーゴの胸に舌を這わせ、堅く尖った乳首に舌を這わして…
陶磁器の様に白く、そしてどこにそんな力があるのかと疑いたくなる細身の体に、長い紫の髪を絡みつかせる姿は、本当に煽情的で妖艶であり、喘ぎながらもトーゴの目はその姿を視覚に収め、より興奮を増してしまい。
それに気付いた紫苑は笑みを浮かべて、胸を辿る指を下肢へと落とし、中心で堅く天を仰ぐトーゴ自身を握り締めて。
「はぁっ!しえっ…!!」
「あら?なぁに?もうイキたいの?
うふふ…だめよぉ~お仕置きなんだからw」
「ぐぅっ!!」
激しく自身を擦り上げる手の動きに、トーゴの大きな男根は限界を知らせる様に、堅くより太くなり、切ない程に甘い声で果てる事を望むトーゴに、紫苑は満面の笑みを浮かべると、指先を鳴らし。
いきなりその限界の男根に紐が絡みつき、思い切り根元から締めあげてしまい、トーゴは目を見開いて、悲鳴を揚げ。
「暫くこのままで頑張りなさい?
ただ気持ち良かったら、お仕置きの意味がないデショ?」
「ひぃっ!ぁっ…し…えっ…たの むっ…!」
「いやぁよ?
このアタシに隠し事した事…余計な心配を掛けた事…
たあっっぷりとお仕置きしたげるわ…」
「ぎゃぁぁぁっ!!!」
大きな瞳から涙を溢れさせるトーゴを妖艶な笑みで見下ろし、限界を越えても果てる事が出来ない自身の先端を指先で弾いてから、蕾の奥に入り込んだローターを一気に引き抜くと、そのまま猛る自身を前戯も無く奥まで貫いてやり、あまりの痛さと酷さにトーゴの悲鳴が響き渡り。
「っ…うぁっ…はっ…しえっ…たの むっ…!」
その後も、トーゴの張りつめた男根に絡まる紐はそのままに、ベットの上で泣きながら身を捩るトーゴ相手に、紫苑は容赦なく蕾の奥底を割り開き、激しく腰を押し付け、何度も奥へと擦り上げて。
その度に、激しく襲いかかる快楽と、限界を等に越えて、未だイカせて貰えない苦しさに縋りつく様に紫苑に哀願し、そんな愛らしい姿に、紫苑はより深い笑みを浮かべて。
「そんなにイキたい?」
「いっ…いきたい…いかせて…しえっ…!」
「そうねぇ…じゃあ…一杯果てなさい?」
足を割り開き、容赦無くトーゴの奥底を貫きながら、哀願するトーゴに楽しそうに尋ねると、素直にトーゴは答えて、その可愛さに紫苑は満足そうにほほ笑むと、腰の動きをより早くし、すっかり紫苑のサイズとなっている筒の中を何度も擦り上げ。
「っ!!あぁぁぁっっっ!!」
紫苑がトーゴの中に欲望の蜜を解き放つと同時に、きつく戒めていた紐が解かれ、背中を仰け反らしたトーゴは悲鳴と共にそのまま大量の白濁を飛び散らしながら果ててしまい。
「はぁっ…紫苑…ちからが…入らん…」
「おほほ…そりゃあそうよねぇ~
後でヒールはしてあげるわw」
ベットに仰向けになったまま、全く力が入らず動けないトーゴは、情けなくも紫苑から後始末をして貰い、荒い息を吐き出しながら、その隣で寝そべる紫苑を恨みがましく訴え、紫苑は楽しげに声を上げて笑い。
「このままでは…イクス達に…合流も出来ん…」
「まぁ…そうねぇ…この状態じゃあ 後2日は寝込みそうね?」
「そ それは困るっ!!」
「さすがにそれは…ちょっと困るわね…しょうがない…特別よ?」
「紫苑……?」
出来れば今すぐにでも、イクス達の元へ行って話を聞きたいトーゴは、泣きだしそうな顔で慌て、その様子を見ながら、確かにと紫苑は軽くため息を付くと、そっと隣にいるトーゴの胸に手を添えてやり。
何をするのか不思議そうに見つめていたトーゴは、自分の中に暖かな気が流れてきたのを感じて。
「……まるで 力が戻ってくるみたいじゃ…
ヒール…ともまた違う…これは…?」
「ちょっとアタシの魔力を分けただけよ…
それも普通のウィザード系達が使う魔力と異質のモノ…
それをアタシは持ってるから…」
「そんなもんが……
でも、なんでそんなモンをお主が持っとるかは聞かん…
言いたく…ないんじゃろ?」
「…どうして?」
「悲しそうな顔しとる…」
「っ…!?」
ふわりと淡い光と共に、トーゴの胸元から力を注いだ紫苑は、すっかり見抜いているトーゴの言葉に思わず目を見開き、珍しくもどう反応していいか分からず、トーゴの胸板に手を添えたまま、俯き。
そんな珍しい反応をする紫苑相手に、トーゴも思わず戸惑い、俯いた顔を見る為に視線を下へと下ろすと、白い紫苑の胸に今まで無かった、何かの黒い文様が薄く浮き出ているのに気付き。
「紫苑…これはなんじゃ…っ!?」
「はぁんっ!!」
その文様を不思議そうに指先で撫でた途端、びくんっと体を震えさせ、いきなり紫苑の口元から聞いた事の無い、甘い声が上がり、トーゴは目を丸く見開き。
「なっ!何するのよっ!!」
「……紫苑は…ココが弱いんじゃなっ!」
「きゃっ!やっ…だっ…ばかっ…やめなっ…あぁんっ!」
真っ赤になった顔で驚いた様に睨みつけてくる初めて見る紫苑に、トーゴの欲は掻き立てられ、ここぞとばかりに顔を近づけて、嬉しそうにその胸の文様に舌を這わしながら押し倒し、紫苑は今までとは違った、艶のある甘い声を漏らしながら、身を捩りながら抵抗して。
「今日こそは紫苑を押し倒すっ!!」
「やめっ…なさいったらっ!!ユピテルサンダーっっ!!」
「ぎゃああああぁぁっ!!!」
嫌がる紫苑を押し倒し、今こそと言わんばかりに、その酷く弱い箇所を責めるトーゴに、涙目になり、甘い声を上げながらも魔法を繰り出し、その直撃を受けたトーゴの悲鳴が再び上がったと言う……
その後…
一旦前線に戻り、事件を解決させて帰った後
勿論紫苑からの激しいお仕置きを受けたトーゴは、見事3日間全く動けなかったという…
そんなお話…
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COMMENT
No Title
連絡頂いて、早速見に来ました♪
お前ら、イクス達が普通に一日を過ごしていた間にそんな事をしてたのか(笑)
そしてトーゴ。お前はいつの間に紫苑が泊まってる宿屋のポタを取っているんだ(爆)とか思いました。
相手の姿形じゃなく、魂の本質を見て好きになるので見抜いちゃったんでしょうかね。トーゴは。紫苑の過去話、楽しみです。
紫苑の弱い所を知ったトーゴはソコを責めるのか、3日間寝込んだ事で触れちゃいけない禁断の場所になっているのか(笑)これからが楽しみなカップルですね~。
ご馳走様でした~v
東雲様
紫苑のお仕置きですからねぇ…
十分紫苑のS心を満足される行為になっていたかと(笑)
きっとトーゴの事だから、ちゃっかりポタメモとって、紫苑から呼ばれたらすぐに行ける様にしてると思うんですよb
それこそ忠犬の様に(爆)
そしてきっと相手の奥底には純粋が故に、妙に敏感であるんじゃないかなぁと…
紫苑のこれからの話も今度出来たらいいなぁと♪
そして弱い所を見つけたトーゴは、再びお仕置きされましたが、それにめげずに攻めていって欲しいですねぇw
ちょっと受けな紫苑をトーゴのサービスしてみました(笑)
有難うございましたw